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当サイトは、クリーニング店で働くさまざまな人、職種への取材を通して、「クリーニング業界で働く魅力」をお届けするジョブメディアです。
ここでは、静岡を中心に「ピュアクリーニング」「美洗館」など240店舗以上を展開(※2023年6月時点)するホワイトウィングス社でクリーニング師の資格を持つ原さんにお話を伺いました。
クリーニング師は、国家試験。各都道府県知事が行うクリーニング師試験に合格する必要があります。
また、3年に一度、クリーニング師研修を受講することがクリーニング業法によって義務付けられており、クリーニング作業を行う現場に一人はいなくてはいけない、“職人”です。
入社したのは12・13年前…ですかね。求人誌みていてなんとなく応募しただけで、クリーニングの仕事に興味なんてまったくなかった。
そういうのもあって、正直、最初は辞めたくて辞めたくてしょうがなかった(笑)。
なんで続いたのかと言われるとよくわからないけど、辞めなかった理由は、「ほかにいい求人がない」とか「辞めるほどのきっかけがない」とか、本当にそんなことで。
それが10年以上も続いちゃうんだから、わかんないもんですよね。
自分にとって、仕事はお金がもらえるものであって、そこにやりがいとかは求めてない。いまだに、やりがいを持って働いている人なんて、ほんの一握りだと思ってるくらいです。
ただ、作業そのものは面白いなということもあって。たとえば、やっぱり染みが取れた日なんかは、やっぱり嬉しかったし、それでお客様が喜んでくれるなら、いい仕事なのかなと思いましたね。
そういう日々のちょっとした「面白い」を積み重ねて、なんだかんだまだ続いているっていう感じです。
そうやって5〜6年働いてきて、そろそろクリーニング師の資格とか取らないといけないかなあと思っているタイミングで、会社からも「取ったら?」と言われました。
会社からお金も出てるし、そりゃ必死ですよ(笑)。「会社が払ってるんだから、受からないとマズイぞ」っていう心境で勉強しました。
やりがいを求めないと言いましたが、それと仕事を頑張らないのは別の問題です。お金をもらっている以上、きちんとしないと。
こういう性格を会社にも見透かされてて、「資格を取れ」と言われたのかもしれないですね(苦笑)。
この店舗は工場とお店が併設されているので、お店のスタッフから「とても綺麗になったって、お客様が喜んでましたよ」と聞くと嬉しいですね。
ただ、そんなに大層なことじゃなくて、ラーメン屋でも、やっぱり「美味しかった」って言われるのが一番嬉しいでしょう?
僕にとっては、そういう日常のことというか…自分の仕事の先にその言葉がある。その言葉のために働いているのではないという感じです。
うまく表現できているかわからないですが。
当サイトは、クリーニング店で働くさまざまな人、職種への取材を通して、「クリーニング業界で働く魅力」をお届けするジョブメディアです。
取材に協力してくださったのは、静岡を中心に「ピュアクリーニング」「美洗館」など240店舗以上を展開(※2023年6月時点)するホワイトウィングス社。
取材してみたら、「クリーニング業界」で参考にするには尖りすぎている会社でしたが、その様子をぜひ楽しんでいただき、クリーニング業界とホワイトウィングスの魅力が伝われば幸いです。【編集チーム拝】
それがクリーニング師
原さんは自虐的に「仕事にやりがいはいらない」「辞めたかった」なんてお話されていますが、プロ意識がめちゃめちゃ高いからこそ、こういう言葉が出てくるという印象を受けました。
とにかく真面目で、先日お客様を招いての工場見学会があり、そこで工場内部をご案内したそうですが「仕事だからやるけど、自分から進んではやらないよ(笑)」なんて、ちょっと照れくさそうにお話する姿も、素敵でした。
ひとつとて、同じお洋服がないからこそ、クリーニング師は、実直に仕事を積み重ねていく人に向いているのではないでしょうか。
「クリーニング業界で働く魅力」をお伝えする当サイトでは、他にもいろんなポジションの方のお話を聞いていますので、ぜひ参考にしてください。
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