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このページでは、管理職未経験でキャリアアップを目指す女性のために、女性管理職の現状や比率をはじめ、女性管理職が多い企業に意識調査アンケートも紹介しています。皆様のキャリアを考える一助となれば幸いです。
【アンケート結果】
未経験からの女性管理職の声
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令和5年の厚生労働省のデータによると、企業の管理職に就いている女性の割合は14.6%です。管理職のなかでも、課長相当職以上と係長相当職以上は次のような割合になっていました。
平成に比べて、女性管理職の割合は少しずつ増加傾向にあります。2020年代、政府が目指している女性管理職の割合は30%程度。
目標と比べてまだまだ少ない現状はありますが、伸びしろはあると見てよいでしょう。
帝国データバンクのデータによれば、業界・企業別に見る女性管理職の比率は、トップの小売業に次いで、不動産やサービス業も比較的女性管理職が多い傾向です。
業種 | 割合 |
---|---|
小売 | 19.4% |
不動産 | 16.7% |
サービス | 15.3% |
農・林・水産 | 12.7% |
製造 | 7.9% |
運輸・倉庫 | 7.4% |
建設 | 7.2% |
その理由として、小売業やサービス業は女性が多く属している業界のため、必然的に女性管理職の人が多くなっているのでしょう。 一方、製造業や運輸・倉庫業、建設業の女性管理職はいずれも7%台。女性が少ない業界であることから、上記の結果になっていると考えられます。
厚生労働省のデータによると、日本の女性管理職と、アメリカやフランス、イギリスなど海外11ヵ国の女性管理職の割合を比較した場合、12ヶ国中、日本は14.6%と最下位。次いで、韓国の14.7%、マレーシアの24.9%となっています。
女性管理職の割合がもっとも多い国はフィリピンで、割合は53.4%と、なんと半数以上。日本との差は38.8%もあります。その後に、スウェーデンが41.6%、アメリカが41%と続いています。
海外と比較しても、日本の女性管理職はかなり少ない状況だと言えるでしょう。
日本の女性管理職が少ない理由としては、「家庭と仕事の両立が難しい」「日本古来の性別役割分担の意識が根強く残っている」「女性従業員が昇進を望まない」などが考えられます。
育児や介護をしている女性にとっては、仕事に割ける時間がどうしても短くなってしまうことは避けられません。また、仕事の中心は男性という意識が根強く残っている社会にも原因があります。
逆に、マニュアルやルールにとらわれない企業や女性が昇進したくなる環境が整っている企業であればどうでしょうか。必然的に女性管理職は多くなっていくのではないでしょうか。
画像提供元:ホワイトウィングス
ほかにも、気遣いできるスタッフが多い、派閥がない、スタッフ同士の仲がよい、髪色やネイル、ピアスもOKで自由におしゃれを楽しめる、などの理由がありました。
ホワイトウィングスが目指すのは、風通しがよく、何でも意見を言い合える職場。そのきっかけのひとつとして、髪色やネイルを解禁したのだとか。「髪色変えた?」「ネイルがかわいいね」と、おしゃれから会話が広がることもあるそうです。
スタッフの質問などには丁寧に対応することを意識している方が多い印象でした。仕事術の回答の中には、手帳にスケジュールを書き込み自分なりに仕事を管理している人も。仕事と家庭の両立ができるのは、家族の理解や助けがあってこそ、という感謝の声も見られました。
ホワイトウィングスの管理職は男女問わず、管理業務やクリーニング業だけを行うのではありません。「お客様がもっと喜ぶこと」をどんどん企画し、推進していける人が求められています。このような企業であれば、企画するのが楽しい人、楽しいことのために時間をうまく調整し、周りの援助を得られる人が合っているのでしょう。
お客さんとのトラブルなどで対応するのが難しいと判断した時は、管理職であっても周囲やその上の上司に相談するケースも多いようです。
管理職だからといって、何でもひとりで抱えこむ必要はありません。管理職でも、ベテランパートの方に相談するという声もあることから、解決が難しいと感じた際には周りにサポートを求めることも大切なのです。
とにかくスタッフの話を聞いて、感謝の気持ちを伝えること、褒めることを大切にしているという人が多くいました。
スタッフのモチベーションを高めるためにも、注意した分褒めることを重視しているそうです。
また、お客さんだけでなく、スタッフも楽しめるようイベントを開催したり、営業しやすいようチラシやマニュアルを作成したりという声もありました。新しい自由な発想で、店舗を盛り上げている点は女性の管理職ならではです。
お客さんの目線に立って、どのようなサービスがあれば喜んでもらえるかを考える、お客さんとの会話を大切にしている、という声が多くありました。クリーニングのことはもちろん、ささいな会話の内容を覚えておき、スタッフ内で共有できれば、それをヒントに思いもよらないサービスを提供できるかもしれません。
事務的な会話ではなく、たわいもないおしゃべりを楽しんで仕事に活かすという点も、女性管理職ならではの工夫と言えるでしょう。
ほか、明るい人が多い、個性豊か、思いやりがある、という声もありました。責任感が強い人が多いため、店舗運営はもちろん、スタッフ教育も親切丁寧。
苦手な人がいないという点は、仕事をするうえで重要ポイントに挙げる人が多いのではないでしょうか。人間関係に悩まされることなく、楽しく働ける環境と言えそうです。
ホワイトウィングスでは、管理職に関わらず全員が同じ方向を向いて店舗運営を行えるよう「12のクレド(企業の行動指針)」を掲げています。
女性管理職の方々へのアンケートではクレドの人気投票も実施。結果、クレドNO11.「私から、楽しもう」が人気のようでした。
画像提供元:ホワイトウィングス
クレドNO11.「私から、楽しもう」には、自分が楽しくなければ、お客さんを楽しませることはできない。まずは自ら仕事を楽しむ姿勢が大切だという想いが込められています。
「自分が楽しくなければお客様の前でも笑えません。自分もスタッフも笑顔で仕事ができるようにするには何をしたらいいかを考えています。」
という回答が表すように、女性管理職の方々もクレドに習って、周囲のスタッフも笑顔で働けるようになるにはどうすればよいのかを常日頃から考えているのだそうです。
自分が思いきり仕事を楽しめば、その空気感が伝わり、周りのスタッフやお客さんも笑顔になる。お客さんとたわいもないお話をしたり、さまざまなイベントを開催したりと、働くことを存分に楽しんでいれば、自然とスタッフも成長する。
「私から、楽しもう」という意識が根づいているからこそ、お客さんを楽しませることはもちろんのこと、周りのスタッフの成長も促すことができ、ひいては会社全体の成長につながっているのではないでしょうか。
ホワイトウィングスは女性管理職が多く活躍しており、各々が楽しみながら仕事に取り組んでいることがうかがえました。お客さんを楽しませるため、スタッフ全員が楽しく働ける環境づくりに注力しています。
ホワイトウィングスは女性管理職が多い企業の一例ではありますが、「女性管理職が活躍できる企業のバックボーンには何があるのか」ということは垣間見ることができたのではないでしょうか。
今回の記事制作に協力してくれたホワイトウィングス社は、クリーニング業界というよりは、“顧客への感動や驚き”で静岡にとどまらず日本でNO.1になることを本気で目指す会社です。
そんな会社だから、「こんなことしたらお客様はもっと喜ぶのでは?」とクリーニング店なのにカフェを始めたり、オーダースーツやシャツをつくってみたり。女性のマネージャー職も多く、自由な発想で日々新しい取り組みや事業が立ち上がっています。
おもいっきり管理職として成長したい女性はぜひチェックしてみてください。【編集チーム拝】
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